お祝い花受け入れ方に関して
推しにお花を贈ること。
こんな素敵な文化はきっと他にないです。
「チケットを買う」「グッズを買う」「DVDを買う」「ライブビューイングをみる」
これらは全て直接売上であり、採算が合わなければビジネスは成立しません。
ファンの応援は現実数字に換算され、利益構造が悪ければ次の公演は開かれないです。
推しの存在そのものがなくなります。
お祝い花、これは公演主催側にとって直接数字に還元されることはありません。
では何故お祝い花があるのでしょうか。
推しへの愛
その熱量が公演を支えるからです。
当たり前のこととして、演者さんは注目されることなしでは存在しえないです。
損得抜きで存在する応援の形「お祝い花」はとても貴重なもので、とても素敵なものでなければいけないです。
ブルライ幕張のフラスタ破壊について
前の記事で書いたお祝い花過剰受け入れに伴う悲しい結果を繰り返さないために。
はなしごとが常に思っていることです。
1.受け入れ基数制限
演者も応援されていることが実感できるお祝い花。
一つ一つ考えて贈られたことが伝わり、最後の部、千秋楽までお花が背中を押せるには会場ごとに適正な基数があります。
レギュレーションを早く出し、抽選で基数を制限。
これにより公演期間中お祝い花が邪魔なものとならず、演目に沿ったものとして会場装飾の一部として雰囲気づくりにもなります。
昨年末、実際にその形を取られた公演がありました。
進戯団 夢命クラシックス×07th Expansionvol.5
「ROSE GUNS DAYS~Last Season~」
2018年12月28日 (金) ~2018年12月31日 (月) @シアターサンモール
シアターサンモール 鮎川太陽様 & 茜屋日海夏様の舞台出演祝いスタンド花
その分主催側は手間が増えますが、フラスタによるトラブルは耳にすることはありませんでした。
限られたスペースの会場でのお祝い花も基数制限することで通路をふさぐことなく、舞台そのものを盛り上げました。
抽選から漏れた方の気持ちの落とし所として、アレンジの受け入れがありました。
はなしごとからの提言
①枠の開示から抽選受け入れ
例えば
関係者枠3基、各演者さん枠2基、公演全体枠2基
主要出演者が5人の舞台であれば、上記で15基です。
さらにこの抽選に漏れた方のために、
②主催者フラスタ企画枠
各演者さんごとに企画枠1基ずつ、1口○円でファンが参加できるフラスタ
参加者ボードに名前を入れ、集まった資金に見合うフラスタを演者さん分設置
通常枠と合わせると20基になります。
この形+ロビー花・楽屋花受け入れであれば必要以上のお祝い花にならずトラブルが起きにくいのではないでしょうか。
また同時にお祝い花を贈りたい多くのファンの気持にもこたえられるのではないでしょうか。
2.入れ替え制
お花を入れ替えることで一人でも多くのお祝い花を受け入れられます。
現在その形を取っている公演があります。
ブルーシャトルプロデュース
『新選組』完結編
暁ノ章 宵ノ章 終ノ章
2019年2月2日(土)~12日(火) @あうるすぽっと
あうるすぽっと 沖田総司役 鐘ヶ江洸様の『新選組』完結編 中日祝いスタンド花2段
公演中日にお祝い花受け入れ2回目があり、ロビーのお花が一新、演者さんのモチベーションにもいい影響があります。
はなしごとからの提言
①3daysなどは日替わりで入れ替え
花屋さんは搬入回収が当日になるので大変ですが、ライブなどでできているので不可能ではないです
②1dyaは昼の部/夜の部で入れ替え
さらに搬入回収がタイトになります。
連結など現地設置時間はまずできなくなります。
受け入れ基数制限と合わせて入れ替えまでできれば、一人でも多くのお祝い花受け入れができた上で会場に適した形でフラスタが並びます。
1.基数制限に「枠開示」と「主催者フラスタ企画」を併用すれば、現在のトラブルの種から情熱の受け皿に変えることができます。
お祝い花が顧客満足度向上と収益性を持つことになります。
2.入れ替え制を行うことで現在受け止めきれていない情熱をより多く受け入れられるようになります。
主催者様、関係者様、是非ご検討ください。
労力、コストかけてもお祝い花は今後も残るべき仕組み、文化の一つです。
ただ、今あるひずみを放置しては負のスパイラル、結果去年の銀河劇場の様に1年通してほぼお祝い花不可にするしか結論がなくなります。
1円もいらないので、はなしごとに一度仕切らせてほしいです。
もう悲しい花贈りは終わりにしたいので。
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