『へたくそな字たち』 #はなしごとのおせつかひ 四劇目

#はなしごとのおせつかひ 2018.11.02

 

 


 

#はなしごとのおせつかひ 四劇目、

気になる舞台、勝手に宣伝しちゃいます!

 

TOKYOハンバーグProduce Vol,24
へたくそな字たち

 

 

2018年12月5日 (水) ~ 12日 (水)  @座・高円寺1
全11公演 5日(水)19:00 6日(木)19:00 7日(金)14:00 8日(土)14:00/19:00 9日(日)14:00 10日(月)14:00/19:00 11日(火)14:00/19:00 12日(水)14:00

 

 

『先生の家に手紙を送ること』

 

そんな宿題を教師が生徒たちに出した。すると目が点になっていたり、眉を八の字にしていたり、やる気に満ちていたり、やる気の欠片もなかったり。
この学校に通う生徒たちは年齢層が幅広く、恵まれない生い立ちの読み書きできない人たち。

『何日かかっても良いから、自分の字を書くこと』

次に教師がそう言うと、ある生徒が呟いた。

『ちゃんと届くかな・・・』

学べなかったことで取り返せない過去があり、生徒たちは自分の書いた字を郵便局の人が読めるかどうか心配でたまらない。

『丁寧に書けば、郵便屋さんはちゃんと届けてくれるよ』

そんな教師の言葉を信じる生徒たちは、学びはじめたことで取り戻せる未来もあったりする。

昼は職場で汗をかき、夜は教室で字を書き、人生においては恥をかき。
夕暮れ時、彼らは今日も屈託のない笑顔で夜間中学に通う。

1989年の弥生、教室の窓から見える夜の運動場
TOKYOハンバーグがみたび織り成す、哀愁人情夜間中学校物語。

 

 

山田洋次(映画監督)

詩人竹内浩三を主人公にした戯曲「きみはいくさに征ったけれど」を書いた魅力的な大西弘記君の「へたくそな字たち」は、そのタイトルのように愛情とユーモアが織りなす美しい舞台になるに違いない。

 

脚本・演出:大西弘記

 

出演:西山水木、永田涼香、小林大輔、内谷正文、みょんふぁ(洪明花)、小林英樹、早瀬マミ、脇田康弘、八木橋里紗、葵乃まみ、江刺家伸雄、篠原あさみ、丸尾聡、照屋実

※出演者降板のお知らせ
出演を予定しておりました斎藤洋介は、体調不良により、やむなく降板することとなりました。代役は、照屋実がつとめます。

 

音楽:清見雄高 照明:吉嗣敬介 舞台監督・舞台美術:大河原敦 音響:香田泉 ドラマトゥルク:丸尾聡 演出助手:葛山陽平 坂井宏充 光藤依里 衣装:御厨義信 宣伝美術・宣伝PV:martrie イラストレーション:さいとうりえ 宣伝写真・舞台写真:ありせさくら WEB宣伝:西谷竜太 制作:J-Stage Navi(島田敦子・早川あゆ) カンパニースタッフ:石原友武・相原奈保子・肥尾祥恵 企画・製作:TOKYOハンバーグ

 

 

西山水木・永田涼香

 

小林大輔・内谷正文

 

みょんふぁ(洪明花)・小林英樹

 

早瀬マミ・八木橋里紗

 

葵乃まみ・江刺家伸雄

 

丸尾聡

 

会場:座・高円寺1

所在地:166-0002 東京都杉並区高円寺北2丁目1-2

 

 

TOKYOハンバーグとは

 

劇作・演出を務める大西弘記の作品を上演するために2006年旗揚げ。

現在までの上演作品に親と子。姉と妹。兄と弟。夫と妻といった血縁・家族関係を主軸に、面々が置かれる環境に飲酒店、喫茶店、戸建て住宅などのコミュニティに10人前後の人間たちが交錯。

作品群の共通項として、派手さはなく、エキサイティングでも目新しいものもなく、楽しく笑えるようなものも多くはない。

ただ、一筋の涙が零れるかどうかといった「心の栄養」をモットーにした、強い普遍性と現代リアルのバランスを保つ丁寧な劇作・演出スタイルから舞台側と客席側を繋ぐ。

 

2016年1月『最後に歩く道』にて2015年度サンモールスタジオ演出賞を受賞。

参照:http://tokyohamburg.com/about/

 


 

 



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