「わたし、不合格」@新宿スターフィールド劇場
観劇は心の安定剤。
苦手な夏が去り、朝晩少し肌寒いくらいのこの季節が一番好きな優です。
「わたし、不合格」@新宿スターフィールド劇場
観る予定をしてなかった作品を観劇。
「今日、これ一緒に観に行かない?」的な感じで誘いを受けての観劇。
いいですね。こうゆうのも。
あらすじに目を通しただけで予習も予備知識なく劇場に足を踏み入れる。
何作品か拝見させていただいている
劇団大人の麦茶の並木秀介(通称:なみちょうさん)さん
が御出演。
いやぁ、抜群の安心感。
並木氏がそこにいるだけ安心する。
役として生きながら、作品全体を見て、舞台全体を包んでいる感。
客席にいても
『もし、例え舞台上で何かハプニングが起きてもきっとなみちょうさんが救ってくれるだろうなぁ・・・』
と思えてくる。
一緒に演じている役者さんたちも絶対にそうだと思う。
そして、その安心感で座組に一体感が生まれ、演者同士の信頼関係を作るのではないかな。
今年2月に観た「いやですだめですいけません」でもそれをすごく感じた。
絶対的な信頼関係と安心感があるから舞台上の役者さんが自由なのだ。
視線だけで会話して、コンマ何秒の間で気持ちを表現する。
時には役者さん同士が舞台の上で笑いそうになったり、実際笑っちゃったり。
そして、きちんと(当たり前なんだけど)軌道修正して引きつける。客席は釘付けになり魅せられる。
さて、今回のお話は売れない劇団と役者が軸。
感情がぐるぐるした。
そこに、売れない小劇場の女と殺人犯の兄がいる男がいまして。
皆、生きることが解らないでいて。
何で自分は生きていないといけないのか。
何故、周りの人達は生きているのか。
死にたい忘れたいつまらない出来ないでも傍に居てくれる人は確かにいた。
いた。
認められない人達へ オザワミツグが伝えたい
わたしたちが、逃げなくなる為の物語
劇団や演劇に携っている者には台詞がストレートすぎて、心が痛い。
まだ上演中ですのでネタバレになるような感想は控えますが・・・
役者として売れるか売れないか、チケット販売枚数、集客、ギャラ、役、興業の成功、赤字公演、日本での演劇文化。
多くの劇団と役者さんが感じ、思い、苦悩している現実が表現されていた。
この光景・・・どこかで見たな・・・と何回も思った。そのたびに苦しくなった。
才能ないって言われる役者が終盤に吐く「それでも役者を続けたい」という意味合いの一つの台詞。
何人かの役者さんから実際に聞いたことがある。
合ってるけど間違ってる。正しいけど正しくない。すごいと思うけどそれじゃダメ。
でも、そんな風に生きる人を尊敬する。本当にやりたいこと、人生を賭け、情熱を傾けることのできる物を持っている人を尊敬する。
温かいお蕎麦を食べた後に「冷たいお蕎麦がおすすめ」と聞いてしまった。
次は冷たい蕎麦を食べようと心に決めたけど・・・温かい蕎麦が好きだからなぁ・・・と、まぁまぁ本気で悩んでいる今日この頃です。
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