「バンブー・サマー」@下北沢駅前劇場
毎週のように帝劇に通ってます。
レミゼラブルが千穐楽を迎える淋しさとエリザベートが初日を迎える嬉しさ。
なんとも複雑な日々を送ってる風早です。
はなしごと演劇部の部活動に初参加。
お初の劇団アナログスイッチさん。
「バンブー・サマー」@下北沢駅前劇場
お名前は知ってても観たことなく…知ってる役者さんも出ていない。
未知の世界。
ワクワクドキドキしながら劇場へ。
せっかくだから良席で観たいなって思い早めに到着。
そしたら指定席だった(笑)
びっくりしたのは受付スタッフさんが多かったこと。
たぶん…私が入ってる時より2名から3名多いのでは?
やはり、その分だけ行き届いてます。
受付も物販も場内も混雑することなくスムーズ。
【お客様の観劇は劇場に足を踏み入れた瞬間から始まっている】
当日スタッフに入る時に必ず心がけてること。
そうだよなぁ…
混雑しない。待たされない。
それだけで受付のストレスは皆無。
スタッフさんも余裕あるから終始穏やか。
観劇がこんな風に始まったら気持ちいい。
「竹取物語」をモチーフにした男子高校生のひと夏のお話。
学生演劇のようなノリで始まったからちょっと不安に(笑)
でも、そこからの創り込みと作品への引き込み方は抜群でございました。
すっごい大きな盛り上がりがあるわけでもない、予定調和と言われるであろう展開。
それでも一瞬たりとも飽きることなく、集中力切れることなく見入ってしまった。
役者さん一人一人の個性も光り、あぁ…いた気がするクラスに一人はあんな感じの子(笑)ってちょっと学生時代を懐かしく思ったり。
あれは伏線だったのか…そして、あれを今さら拾いに来たって瞬間が私的にはツボ。
あっ…少しネタバレします。
個人的には感情を手にしていくヒロインの変化にもう少し段階が欲しかったなぁ。
前半の無表情だったヒロインと後半の表情豊かなヒロイン。
素敵な変化だっただけにもったいない。
途中に「これって?」的な戸惑いが欲しかったなぁ。
でも、今までアナログスイッチさんを観てこなかったことを後悔した。
演劇ってご縁だと思う。
今回は素敵なご縁に恵まれました。
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