あなたにも知ってもらいたい宝塚用語 その2
観劇は心の安定剤。
エリザベート千穐楽のライブビューイングに行けることになりました。
友にひたすら感謝の優です。
今日は『あなたにも知ってもらいたい宝塚用語』の続きをば。
さてさて、宝塚用語の解説なんて連載を始めてみました。
前回、「あ行」と「か行」を綴りましたが・・・
「か行」で一つ忘れてました。
大切な用語。
すごく大切な用語。
それは【客席降り】。
か行
【客席降り】舞台上からジェンヌさんが客席通路に降りてくる演出。
通路側の席だと間近にジェンヌさんが(笑)ハイタッチしてくれます。
いい香りします。
客席降りのあるショーはすごく盛り上がります。至近距離で見られる絶好のチャンス。
公演の初日明けは「客席降りある?」が話題になるほど。
では気を取り直して、本日は「さ行」から。
さ行
【さばき】余ってしまったチケットを劇場付近で欲しい人に譲る行為。
ダフ屋とは異なり定価が原則。
譲りたい人(さばきたい人)はチケットを裸で持って立つ。
譲って欲しい人は財布を持って立つ。
譲って欲しくて待っている人を「さばき待ち」と呼ぶ。
【さよなら公演】トップさんの退団公演。
前楽と大楽にはそのトップさんの歴史を辿るような「さよならショー」がある。
ご贔屓さんのさよならショーは基本号泣。
【三拍子】お芝居、歌、ダンスを指す。
お芝居もお歌もダンスも上手なジェンヌさんを「三拍子そろったジェンヌさん」と呼ぶ。
【試験】宝塚歌劇入団後、一年目、三年目、五年目にダンスや歌の試験がある。
この試験の成績によってプログラム、おとめなどへの掲載順が決まる。
【シャンシャン】フィナーレの時にジェンヌが手に持つ小道具。
【集合日】公演のお稽古初日。この日に香盤の発表、退団の発表が行われる。
トップの退団は集合日の翌日。ファンは集合日が気が気でない。
【新人公演】公演中、一回だけ同じ公演を下級生(研7以下)で行う。
この公演のことを新人公演、略して新公。
【すみれコード】宝塚にふさわしくないとされる禁止用語。
公演中の台詞はもちろん雑誌の取材にも適用される。
ジェンヌの本名や年齢もすみれコード。
【専科】組を離れたベテランジェンヌが所属する科。
専科に所属するジェンヌさんは基本的に三拍子揃っている。全ての組に出演する。
【総見】会の会員が揃って観劇すること。
その組中の会が総見することを「組総見」、各会毎の会員が全員揃って総見ことを「会総見」という。
た行
【宝塚子供アテネ】小学二年生から中学二年生までの少女が通う事のできる日曜学校。
音楽学校の施設を使って声楽、バレエ、日本舞踊のレッスンなどを行う。
【宝塚友の会】略して友会。
劇団公認のファンクラブ。チケットの優先先行抽選に参加できる。
人気の公演はなかなか当たらずストレスの要因にもなる。
【たけのこ】客席前方の両端のブロック、席の事は【たけのこ席】
上から見たブロックの形がたけのこに似てるかららしい。
【ダルマ】ラインダンスでは定番の手足の出た衣装。ジェンヌさんの美しい手足は一見の価値ありです。
ごくたまに、男役さんがショーなどで着ることがある。
その際は悶絶。
嬉しいやら恥ずかしいやらでドキドキする。
【中詰め】ショーの中盤頃にある盛り上がるシーンのこと。
フィナーレ同様、ほとんどのジェンヌが舞台上にいる。
【チョンパ】和物(日本物)のショーで多用される演出。
暗転中出演者全員が舞台に並んだところで、「チョン」という拍子木の音が鳴り、「パ」っと照明がついてショーが始まる。
煌びやかな着物に声が出そうになる。
【ディナーショー】ホテルで行われるお食事をショーがセットになったもの。
略してDS。宝塚ファンの間ではDSはゲームではなくディナーショー。
かなり高額なため、なかなか行けない。
【デュエットダンス】男役と娘役がペアを組んで踊るダンスのこと。
トップコンビはショーの最後でこのデュエットダンスを披露する。
大好きだった月組の霧矢大夢(きりやん)と蒼乃夕妃のデュエットダンスは素晴らしかった。
※個人的意見
【特出】特別出演の略。専科以外の組の生徒がほかの組に出演すること。
ベルサイユのばらで多様される。
【トップスター】各組に一人ずついる一番のスター。
男役、娘役にそれぞれトップスターがいて、二人はその組の公演で必ず主役を演じる。
年功序列ではない。
とある劇団の稽古場に顔を出した。お稽古は読みあわせの段階。
なのに、一人だけ女優さんのレベルが違った。
もう既に役そのものだった。
ベテランってこういう方のことを言うんだな。
その方の眼差しに脳裏を支配されている今日この頃です。
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