NO MORE 花泥棒

はなしごとのひとりごと 2018.11.07

今日はまじめに書くので、長いです。

よってフォントも小さいサイズで。

お祝い花をもっと楽しいものにするために、楽しくない話もきちんとしなければ。

10月、実際にあった話。

武道館2daysが終了し、お花屋さんが回収に出向いた時のこと。

まだ回収されていないスタンド花からお花を抜き取っている人が。

びっくりするくらい当たり前の光景としてそこにあり、お花屋さんが近づいても何も悪びれることもない姿で。

スタンド花からお花を持ちかえることを「良し」とする地域性や文化もたしかにあります。

開店祝いで店頭のお花が持ち帰られるほど繁盛すると縁起をかついだり。

はなしごとの見解として、これは窃盗です。

200％ダメ、完全否定します。

小さいこと言うな

どうせ捨てるんだからお花がもったいない

処分が減るんだからいいじゃない

広い心で大目にみて

正論振りかざせるほど聖人ではないです。

それでも、言います。

皆さん、冷静に。

お花は誰のものですか

お祝い花を贈るAさんがいて、お花屋さんに依頼します。

お花屋さんはお花をつくり、演者Bさんにお届けします。

演者Bさん側の依頼を受け、お花屋さんはお祝い花を回収し廃棄します。

お花は誰のものですか

演者Bさんのものです。

Bさんに贈られたものです。

お金を払ったAさんのものでもないんです。

お代を払ったAさんでさえ勝手にお花を持って行ってはいけないんです。

これを第三者のZさんが持ち帰っていい理由はどこにもありません。

あえて言うなら、Zさんが持ち帰っていいのは、演者Bさんの許可があった時のみです。

とても人気のある男の子がいるとします。

バレンタイン、チョコを100個もらいました。

食べきれないので後で友達や兄弟にあげること、現実あります。

それを知ってか、勝手に取ってチョコ食べたら、ダメでしょ。

いいじゃん、いっこくらい。

気付かないし。

捨てられるくらいなら。

公演終了後、演者さんや演者さんや許可をもらって関係者さんが持ち帰ることもあります。

これはとてもとても嬉しいことです。

贈られた人、贈られた人から許可を得ている人なので、当然いいんです。

#はなしごとのおせつかひ（勝手に宣伝企画）でも出した舞台でも花泥棒がでました。

『花嫁は雨の旋律』 #はなしごとのおせつかひ三劇目

このお祝い花は何度目かのご依頼で、今回もとても考えてお花を贈られました。

CHARA DE 阿佐ヶ谷江益凛様の舞台「みんなのへや・改」出演祝いスタンド花

演者さんは過去にお届けした時とても喜んでいただけ、今回も力作をUPしてもらえると楽しみにしていました。

お花ーー！！！！
本当にありがとうございます
綺麗すぎる！素敵すぎる！！
でっかい！お花！すごい！！
こんな素敵なお花もらったの初めてなのでほんとに…わー！！(言葉に出来ない)
初日頑張ります！！ https://t.co/cRqIl9aeUd
— 江益凛 (@EmaRin081) 2018年10月17日

が、

ただ、凄く悲しいことが…
実はお花泥棒にあってしまいました…
送ってくださった方の気持ちを踏みにじる行為というか…すごくショックです。
お花守ることが出来なくてごめんなさい。
そして二度とこんなことが起こりませんように、どんなに素敵なお花だからって泥棒はだめ、絶対！！
— 江益凛 (@EmaRin081) 2018年10月17日