花泥棒に負けない！

はなしごとのひとりごと 2018.11.23

出ました、花泥棒。

スタンド花のお花を抜く行為、賛否ある中で前回はなしごととしての見解を書きました。

勝手にお花を抜くのは完全否定。

お花は誰のものですか

贈られた演者さんのものです。

演者さんから許可がある以外、ご依頼者様であっても勝手にお花に触れてはいけません。

NO MORE 花泥棒

今回被害にあったのは

ベニバラ兎団プロデュース[4人芝居]
『或る俳優の殺意』

2018年11月21日（水）～25日（日）　@東新宿 ATELIER FANFARE

主演久下恭平様(@kuge_kyohei)へお届けしたアイアンスタンド花

アトリエファンファーレ東新宿久下恭平様の主演舞台『或る俳優の殺意』公演祝いアイアンスタンド花

観劇に行かれたご依頼者様から

本日、お花を確認しましたら、画像のように荒らされておりました。
今、とても悲しい気持ちで言葉に表せないショックをうけております。
スタッフさんにお伺い致しましたら、通行人の外国人が抜いて持ち去ってしまった、とのことです。
せっかく、ご相談をさせていただいて仕上げてくださったお花をあのようなかたちにさせてしまって、申し訳がたちません。

Twitterにてつぶやいたところ、思わぬ反響があり、そのなかにも、「通行人に花を持っていかれるとより盛況になるから持っていってね、という地方もある」というコメントがありました。
この風習は知らなかったのですが、やはり、盗まれてしまった、という気持ちは拭えません。ましてや、公演二日目にして。あと三日、久下さんのモチベーションに関わってしまったら、と思うと胸が痛みます。
花を盗られた形でも、友人には「シックでいいよ！舞台のコンセプトにマッチしてる感じにみえる！」と褒めていただきました。
それでも、やはり作り上げたお花を久下さんに長く愛でてほしかったですし、いまから来るファンの方や久下さんを知らない方にも見ていただきたかったです。

感情が昂ってしまって、長文申し訳ございません。

希望配色をかなえるため、持ち込みで組み込んだスカーフもなくなっていました。

あの…或る殺のお花、最初はたくさんあったんです。お花屋さんとたくさん相談して、綺麗に仕上げてくださったんです。それだけ知ってて頂ければ…。通行人の方に盗られてしまったそうなんですけど、これは、これで、殺意感出てていいかな…！ pic.twitter.com/nyk9QEUyZt
— shiori (@tyuntyun_ktr) 2018年11月22日

ご依頼者様は、とても心を痛めていらっしゃいました。

想いを込めてお花を贈る、そういうものは演者さんにも伝わるものです。

#或る殺 2日目公演にご来場頂きました皆様、ありがとうございました。たくさんのお花もありがとうございます。毎日しっかり見させて頂いています。咲いている花も、茎も葉も。例え姿が見えなくなった花があったとしても、その花の事も忘れません。変わらず明日も幸せな気持ちで花に見送られ生きます。
— 久下恭平 (@kuge_kyohei) 2018年11月22日