ミュージカル『マリー・アントワネット』① @帝国劇場
観劇は心の安定剤。はじめまして優です。
「マリー・アントワネット」@帝国劇場
初演は2006年。制作は東宝。
12年前の旧演出と今回の新演出を比較するいろいろな感想を目にします。
東宝制作のミュージカルがヨーロッパで上演されるのは初めてとのことで、
当時はかなり話題になっていたのを記憶しています。
が、しかし、観たはずなのに記憶になく。
観始めたら思い出すかもと期待したけどそれもなく。
私の中では初見(笑)
誰もが一度は耳にしたことのある
【フランス革命】
【フランス王妃マリー・アントワネット】
もうこれだけで豪華な舞台を想像できます。
そしてその想像を大きく上回ります。
マリー・アントワネットとマルグリット・アルノー。
この二人のMAを主軸にお話しが進みます。
笹本玲奈さん演じるマリー・アントワネット。
前半、幼さゆえに無邪気、無知でわがまま。
みんなが幸せと心底思っている純粋さ。
観ていてイライラするしハラハラする。
こころの隅っこがずっとざわざわしてた。
後半、自身へ対する民衆の憎悪を知ってからは無邪気さが消え、
誇り高いフランス王妃へと変化。
この変化は圧巻だった。
個人的には彼女には全く共感できず。ですが(笑)
この華やかなマリー・アントワネットと対極にいるのが昆夏美さん演じるマルグリット・アルノー。
パンひとつさえ満足に食べることのできない貧しい生活を送る女性。
市民を貧困から救うため立ち上がる。
逞しく、強い。
そして賢い。
多くを語るとネタバレになるので控えますが・・・
最後まで心がかようことはなくても少しだけ、
ほんの少しだけ二人が寄り添えた、
というかマルグリットがマリーに寄り添ってくれたのが救いだったかな。
歌うまキャストがそろったこの作品。
主要人物がダブルキャストのこの作品。
組み合わせ違えば全く違う作品になるだろう。
観たいキャスト、観たい組み合わせ。
網羅しようとは思ってないし、
できるとは思ってない。
それでも・・・可能な限り・・・とか考えてしまうダブルキャストという沼。
まだまだ書きたいことがたくさんある。
安定の歌唱力と品格を放ちまくるフェルセン伯爵を演じる田代万里生さん。
マリー・アントワネットと恋仲でありながら理性を保ち、
彼女と王家を守ろうとする姿が誠実すぎて好き。
いや、王妃と恋に落ちる時点でダメなんですけどね(笑)
エリザベートのフランツ、今回のフェルセン。
万里生には切ない恋が似合う。満たされたハッピーな恋より、翻弄され悩み苦しむ恋が似合う。
【マリー・アントワンット】を始め
【1789-バスティーユの恋人たち】
【スカーレット・ピンパーネル】
【レ・ミゼラブル】
【二都物語】
などミュージカル界はフランス革命が溢れている。
宝塚の演目をいれたら作品数はさらに増える。
世界史をもっと勉強しておけばよかったな。と思う今日この頃です。
参考:帝国劇場 古川雄大様のミュージカル『マリー・アントワネット』出演祝い胡蝶蘭
帝国劇場 古川雄大様のミュージカル『マリー・アントワネット』出演祝い胡蝶蘭
参考:帝国劇場 今込楓様のミュージカル『マリー・アントワネット』出演祝い花
帝国劇場 今込楓様のミュージカル『マリー・アントワネット』出演祝い花
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