欲求不満の花贈り

はなしごとのひとりごと 2018.12.04

 

 


 

以前お祝い花を贈る指標の一つに「恋」を贈るか、「愛」を贈るかを書きました。

 

「花」贈り「恋」を贈るか「愛」を贈るか

 

お祝い花を贈る時、誰かのお祝い花を見た時に、

「あのレベルの欲求花だな」

と冷静に思える別の指標を。

 

 

欲求には5段階あるようです。

「生理的欲求」から「自己実現の欲求」まで。

 

 

自己実現の欲求 Self-actualization

自分が思い描く理想をかなえる欲求。

承認(尊重)の欲求 Esteem

認められ尊重される、周りよりも秀でているプライドの欲求。

社会的欲求 / 所属と愛の欲求 Social needs / Love and belonging

社会に必要とされる、何かに所属する欲求。

安全の欲求 Safety needs

安全性、安定性など平和であることの欲求。

生理的欲求 Physiological needs

いわゆる「食べる」「寝る」など本能的な欲求。

 

この「生理的欲求」が満たされた上で「安全の欲求」、それが満たされた上で「所属の欲求」と階層が上がっていきます。

「安全」「所属」を飛び越えて「自己実現」の欲求が優先することもありますが、基本的には下位が満たされることで次の欲求が行動原理となります。

 

 

これをお祝い花で考えます。

 

生理的欲求

ここ、ちょっとパス。

 

 

安全の欲求

推しを応援していることで平和が保てているというか。

日常に疲れることが多く、推しをおうえんすること、お祝い花を贈って全力応援することで気持ちの安定が保てるというか。

「サイトやSNSにはUPしないでください!私は誰かにみせるためにお花を贈ってるんじゃないです!」

と怒られた時を思い出します。

贈り主が誰と特定するようなUPはしないのですが、本心としては誰にもつっこまれたくない、平和に、平和にというところかと。

 

関係者系のご相談の時もこの欲求を感じることがあります。

今ある取引を維持するために、とりあえず贈っておかなくては。

贈っておかないとこの取引、関係性が崩れるから。

はなしごとにご相談いただくほとんどの法人様はこの「とりあえず」ではないです。

ただ突発的に「明日頼む」の様なお花はご要望を聞くとただ「華やかに」だけです。

まさしく今の安定した関係を保つことが一番の動機だと思います。

 

 

社会的欲求/所属と愛の欲求

これは花企画に参加される方が浮かびました。

私も応援しているファンの一人と。

お祝い花を贈ることで一つの社会に所属することができる感覚ですね。

 

 

承認(尊重)の欲求

周りに埋もれたくない、私のお花が一番目立ってほしいなど。

花贈りに慣れてくるとここに一つの壁があります。

ここに過度の負荷がかかると

 

極刑に処すべき『パネル泥棒』

 

この様な他者を貶めることで満たされようという気持ちが生まれる人もでます。

 

 

自己実現の欲求

はなしごととしては、この欲求をいっぱい持ってお祝い花を贈ってほしいと思います。

「私はどう贈るか」、これは他者との比較ではないです。

意味を持ち、想いを形にする。

そのためにはもっとお花のことも、お花屋さんのことも知った方が実現しやすくなります。

 

 

 

と、長々と書いたのは理由があります。

あなたがどの欲求でお花を贈るか。

その欲求は満たされているのか。

もしトラブルがあり、欲求不満な状態で誰かを攻撃してしまう、またそういう人を見かけた時の対処方法を伝えるためです。

 

動機を一つ前の欲求に戻す

 

それだけです。

もし承認・尊重の欲求が満たされず誰かに悪意を持った人がいたら。

一つ前の欲求を動機に花贈りができるように。

つまり社会に所属したいと感じてもらうことです。

 

他の欲求レベルも同様。

 

なかなか思い通りの花贈りができない=自己実現の欲求不満。

まずは周りのみんなと同じステージで、印象に残るお祝い花を贈りみんなに賞賛されることを求めてお祝い花を贈ろうと感じてもらうことです。

 

 

一番は欲求不満にならないことですが。

 

 


 

 



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