ミュージカル『レ・ミゼラブル』⑤ @帝国劇場
4月15日から4日間のプレビュー公演を経て19日初日を迎えた「レ・ミゼラブル」。
東京公演の千穐楽まで残り数公演です。
カウントダウンです。
初めてこの作品を観てから十数年。海外も含め100回以上観ているこの作品。
旧演出から新演出に変わってから何回目かの今期。
たくさんの新しい発見、新しい感動が盛りだくさんでした。
運よく・・・と言うより、執念で全キャストを観ることができました。
そんなこんなでそろそろマイ楽、風早です。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」@帝国劇場
今までコゼットに感情移入することなんてなかったし、マリウスとコゼットのシーンで心ときめくことなんてなかったのですが・・・初めての感情が芽生えました(笑)
熊谷彩春コゼット。
いやぁ、見事でした。
この春、高校を卒業したばかり。
そんなに舞台経験があるわけではないみたいですが、声楽コンクールで賞を取ったりしているみたいですね。
歌が上手で舞台経験が少ないってのが思いっきりコゼットにハマったんだと(私は勝手に)思います。
彼女から放たれる真っ新な雰囲気が「私の人生が始まった感じ」とか「私はもう一人じゃない」とか「彼も同じ想いかしら」の台詞に妙な説得力を持たせる。
再会のシーン。私・・・そこでまさかの涙でした。
過去、全く感情の動かなかった場面。好きとか嫌いとかではなく無の感情だった場面。
「会えてよかったね」って純粋に思ってしまった(笑)
マリウスが海宝直人氏だったのもよかった。
彼のイケメン具合と少し大人な雰囲気が彼女を包んだ。
彩春ちゃんにはロミオ&ジュリエットでヒロインのジュリエットを演って欲しい。
何ならロミオは海宝君でいい。
で、は失礼ですね(笑)
足繁く通った帝国劇場。
数年ぶりに同演目のマチソワをしたレ・ミゼラブル。
私の観たいキャスケ。
わがまま放題、好き放題での希望。
あくまでも個人的意見、そして偏見。
ジャンバルジャン・・・一幕は福井晶一さん、二幕佐藤隆起さん。
一幕の荒々しさは福井さんが一番自然体。
二幕以降の慈愛に満ちたバルは佐藤さん。
佐藤さんの【彼を帰して(Bring Him Home)】は圧巻。あのウィスパーボイスで静かで強く優しい歌は一見の価値あり。
ジャベール・・・川口竜也さん。
ここは文句なし、絶対に川口さん。他のお二方がダメなのではなく、川口さんがずば抜けている。
ジャベールの人生がそのまま伝わってくる。
エポニーヌ・・・昆夏美さん。
エポの三人についてはその人の好み。
三者三様のエポだったと思う。
私は昆ちゃんの強気で健気なエポが好き。
いや・・・みんな強気で健気だな。やっぱり好み(笑)
ファンティーヌ・・・知念里奈さん
歌だけで選んだら濱めぐさんだと思う。ただ、コゼットを想う母の部分はやっぱり知念ちゃん。
実際、母だしね。
娘のためにだけ生き、娘を想い死んでいく。「見てよ、遊んでるわ~」の切なさで知念ちゃん。
コゼット・・・熊谷彩春さん
先述の通りです。説得力。
マリウス・・・海宝直人さん
ここも一択。
他の方は私の中ではないなぁ。
過去の歴代マリウスの中から選んでも私は海宝君を選択するかもしれない。
原田さんではなく海宝くんを選択するかもしれない。
アンジョルラス・・・小野田龍之介さん
お顔は好みではないけど、とにかく歌が好き。
声が好き。
革命のリーダーはああじゃないとダメ。
一幕後半の【民衆の歌(The People’s Songs)】を聞きたいと。
「戦う者の歌が聞こえるか」の歌い出しを久々に待ったレミゼでした。
テナルディエ・・・うーーーーーん。どなたでも可。ネガティブにではなく。
創り込みもそれぞれだったし、アドリブもそれぞれだったから。
マダムテナルディエ・・・朴璐美さん
歌のうまさは他の方も文句なし。でも、新鮮だったしキュートだった。
もともと劇団に所属していた経歴もあるせいかスポットライトの当たらない場面での表情や演技が細かくて好き。
と、好き放題書かせて頂きました。
総じて今期のレミゼは素晴らしかった。レミゼ熱でアンサンブルさんまで書きたいくらいですが、いつまでかかるか分からないし、あと二週間ちょっとでエリザベートの開幕です。
脳内をシフトします。
あっ・・・でも上記の組み合わせあれば遠征します(笑)
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